Clash配布ステーション · mihomo対応クライアントと日本語ガイド

Clashクライアントのダウンロードと設定ガイド

プラットフォーム選びからルール分岐まで、実際の設定例とログをもとにmihomoカーネルの使い方を解説します。

オープンソース サブスクリプション管理 日本語の設定ガイド
GPL-3.0 オープンソース mihomoカーネル Windows / macOS / Linux / Android / iOS
設定/config.yaml
ルールモード
システムプロキシ TUNモード
ルール上から順に照合 · 画面イメージ
  1. 1DOMAIN-SUFFIX,github.com,Proxy
  2. 2DOMAIN-KEYWORD,google,Proxy
  3. 3DOMAIN-SUFFIX,example.com,Proxy
  4. 4IP-CIDR,127.0.0.0/8,DIRECT
  5. 5GEOIP,CN,DIRECT
  6. 6MATCH,Proxy
ログログの表示例
  • [TCP] 127.0.0.1 --> api.github.com:443 match DomainSuffix(github.com) using Proxy
  • [TCP] 127.0.0.1 --> www.example.com:443 match DomainSuffix(example.com) using Proxy
  • [TCP] 127.0.0.1 --> 127.0.0.1:8080 match IPCIDR(127.0.0.0/8) using DIRECT

オープンソースコード / 設定構文 / 接続ログを追跡可能

Clashエコシステムとカーネルの関係

mihomoGPL-3.0YAML設定ルール分岐

クライアントとプロキシカーネル

Clashはプロキシツールのエコシステムで広く使われる名称であり、すべてのクライアントが同じチームによって開発されているわけではありません。GUIクライアントはプロキシグループの表示、サブスクリプションの追加、システムプロキシの管理、設定の保存を担います。プロキシカーネルは設定の解析、ルールの照合、接続の確立を行います。ソフトウェアを選ぶ際は、クライアントのメンテナンス状況と、実際に使用するカーネルの両方を確認してください。当サイトはダウンロード先と日本語の解説をまとめたもので、各クライアントの公式開発元ではありません。

Clash Metaからmihomoへ

mihomoはClash Metaプロジェクトの技術的な方針を引き継いでいます。以前のガイドにあるClash Metaという名称は、現在のmihomoのドキュメントと近い設定体系を指す場合がありますが、対応フィールドはバージョンや時期によって異なることがあります。未対応の設定項目、起動失敗、プロトコル非対応が発生した場合は、まず使用中のクライアントのカーネル情報を確認し、該当するドキュメントを参照してください。ファイル名だけで互換性を判断するのは避けましょう。

オープンソースライセンスとプロジェクトの範囲

mihomoのソースコードリポジトリでは、ソースコード、リリースノート、課題に関する議論が公開されており、GPL-3.0ライセンスを採用しています。オープンソースライセンスはコードの使用・配布条件を定めるものであり、クライアントがネットワークサービスを提供することや、任意のサブスクリプション内容の信頼性を保証するものではありません。クライアント、カーネル、サブスクリプション提供元はそれぞれ別の要素です。ツールをインストールした後、接続するには適法に入手した設定、または自身で管理するサーバー情報が必要です。

更新前に戻せる設定を保存

クライアント、カーネル、サブスクリプションの更新は、それぞれ別のものとして考えましょう。クライアントの更新ではメニューや権限の扱いが変わることがあり、カーネルの更新ではプロトコルや設定の対応状況が変わる場合があります。サブスクリプションの更新では、プロキシ項目やルールが置き換わることがあります。変更前に現在の設定をエクスポートし、リリースノートを確認してください。更新後は起動ログとルールの照合結果を確認します。一度に変更する設定を一種類に絞ると、原因を特定しやすくなります。

mihomoソースコードリポジトリ

ソースコードとリリース履歴を確認できます。ソースコードのクローンにはGitのインストールが必要ですが、クライアントを通常利用するだけなら不要です。

オープンソースプロジェクトを見る ↗
git clone https://github.com/MetaCubeX/mihomo.git

クライアントのダウンロード / OSを選択

Clash 全プラットフォーム対応

まず使用するデバイスのOSを確認し、対応するクライアントを選びましょう。デスクトップとモバイルでは、権限や通信の取り込み方法、バックグラウンドでの動作が異なります。同じサブスクリプションでも、個別の設定が必要になる場合があります。

ダウンロードページではClash Plus、Clash Verge Rev、FlClashなどのクライアントをOS別に掲載し、現在もメンテナンス中のプロジェクトとアーカイブ済みのソフトウェアを区別しています。初めて使う場合は、各OSのおすすめクライアントを確認してください。既存の設定がある場合は、プロトコル、ルール、オーバーライド機能の互換性を確認してから移行しましょう。

GUIクライアントは日常的な管理に適しています。サーバーやルーターで使う場合はカーネルの項目を確認し、設定ファイルと実行環境を自分で用意してください。カーネル単体にデスクトップ用の設定画面はなく、OSのネットワーク設定を自動で置き換えることもありません。

すべてのクライアントを見る → クライアントを比較する →
設定ワークスペース / 4つの基本項目

ルール、ポリシー、ネットワークの取り込み

以下は設定の構成と項目を示したイメージであり、特定のクライアントの画面全体を再現したものではありません。メニュー名はクライアントによって多少異なるため、実際の操作では現在の画面を確認してください。

順番に確認するルールの照合

ルールモードでは、アプリ名から接続先を推測するのではなく、カーネルが上から順に各接続の条件を確認します。ドメインのサフィックス、キーワード、IP範囲は、それぞれ異なる条件を表すのに適しています。条件に一致すると接続は指定されたポリシーに渡され、通常は以降のルールで判定されません。具体的な例外は汎用ルールより前に置き、最後にフォールバックとしてMATCHを配置します。変更後はログで対象ドメインを探し、一致したルールの種類とポリシー名を確認してから順序を調整してください。接続の問題をプロキシグループの問題と取り違えないようにしましょう。

Clashのカスタムルールを見る →
ルール構文

DOMAIN-SUFFIX、GEOIP、MATCHはそれぞれ役割が異なります。

ログで特定

宛先、照合されたルール、最終的なポリシーを確認します。

設定 / config.yaml
rules:
  - DOMAIN-SUFFIX,github.com,Proxy
  - DOMAIN-KEYWORD,google,Proxy
  - IP-CIDR,127.0.0.0/8,DIRECT
  - GEOIP,CN,DIRECT
  - MATCH,Proxy

Proxyには、設定内で定義済みのプロキシまたはプロキシグループを指定してください。

プロキシグループとポリシー選択

プロキシグループは、ルールで指定するポリシー名と実際の出口をつなぎます。selectは手動選択に、url-testは設定した測定条件に基づく利用可能な出口の選択に、fallbackは指定順の切り替えに適しています。グループ名は自由に設定できますが、ルールから参照する名前と完全に一致させる必要があります。ルールモードでは、ルールから参照されていないグループを変更しても、対象の通信経路は変わりません。グローバルモードではグローバルポリシーですべての接続を処理するため、一時的な比較や切り分けに使えます。選択後は新しいテスト接続を行ってください。既存の接続は、以前の経路を使い続けることがあります。

Clash Verge Revの使い方を見る →
グループ名の参照

ルール内のポリシー名は、プロキシグループの定義と一致させてください。

モードの違い

一時的な切り替えで問題を切り分け、普段は必要に応じてルールモードに戻します。

プロキシ / ポリシーグループの種類(イメージ)
Proxyselect
Autourl-test
Fallbackfallback
Mediaselect

ここではグループ名とポリシーの種類のみを示しています。実際の出口は、ユーザーがインポートした設定によって異なります。

サブスクリプションの更新とローカルオーバーライド

サブスクリプションURLから設定を取得します。更新時にプロキシ一覧、ポリシーグループ、ルールが再書き込みされることがあります。ダウンロードしたファイルを直接編集すると、次回の更新で変更が失われる場合があります。長く維持したいルールは、クライアントが対応するオーバーライド、拡張スクリプト、マージ機能で管理し、更新後の設定に変更が適用されることを確認してください。更新に失敗した場合は、URLの有効性、ログインの要否、現在のネットワークからサブスクリプションURLにアクセスできるかを確認します。ログやスクリーンショットを共有する前に、サブスクリプションURLに含まれる認証情報を隠してください。

サブスクリプションの追加・更新方法を見る →
更新の種類を分ける

サブスクリプションの更新は、クライアントやカーネルのアップグレードとは別です。

変更を維持する

クライアントが対応するオーバーライド機能でローカルルールを管理します。

設定 / サブスクリプション設定のイメージ
設定の取得元リモートサブスクリプション
自動更新
更新間隔サブスクリプションの指定に合わせる
ローカルオーバーライド個別に管理

更新画面の場所やマージ順序はクライアントによって異なります。変更前に現在の設定をエクスポートしてください。

システムプロキシとTUNモード

システムプロキシは、OSの設定に従うアプリにローカルのプロキシアドレスを提供します。デスクトップで最初に設定する方法として適しています。一部のコマンドラインツール、ゲーム、独自のネットワーク処理を行うアプリはこの設定を参照しないため、スイッチがオンでも、すべての通信が取り込まれたとは限りません。TUNは仮想ネットワークインターフェースを通じて、より広い範囲の通信を処理しますが、ルーティング、DNS、システム権限にも関わります。有効にする前に、通常のプロキシ接続が動作することを確認し、その後でサービスモードと権限を設定してください。競合が発生したら、ほかのVPNや通信を取り込むソフトを停止して比較します。複数の経路を同時に変更しないようにしましょう。

Clashのシステムプロキシ設定を見る →
必要な通信だけ取り込む

アプリがシステムプロキシを参照するかに応じて方式を選びます。

段階的に切り分け

権限、接続ログ、DNS、ルーティングの順に確認します。

設定 / ネットワークの取り込みイメージ
システムプロキシ
TUNモード
実行権限有効化前に確認
DNS設定通信の取り込み方式に合わせる

スイッチは画面上の表示例です。モバイル端末では通常、OSのVPN権限を使って通信を取り込みます。

クイックスタート / インポートから動作確認まで

初期設定の3つの手順

インストールが完了しても、クライアントが起動できる状態になっただけです。設定をインポートし、モードと通信の取り込み方法を選んだ後、新しい接続で動作を確認しましょう。3つの段階を分けて確認すると、問題を特定しやすくなります。

  1. 使える設定をインポート

    「設定」ページを開き、URLからインポートするか、ローカルのYAMLファイルを読み込みます。保存後、その設定を現在の設定として選択してください。URLは信頼できる提供元から取得しましょう。一般的なWebページのURLをサブスクリプションURLの代わりには使えません。インポート後に解析エラーが表示された場合は、エラー行とインデントを確認してください。システムプロキシを何度も切り替えても解決しません。別のクライアントに設定がある場合は、移行前に別名で保存し、元のファイルを上書きしないようにしてください。

  2. モードを選んで通信を取り込む

    「プロキシ」ページでルールモードを選び、ルールで使うポリシーグループを確認して、利用可能な出口を選択します。デスクトップでは、まずシステムプロキシを有効にします。モバイルでは、OSの案内に従ってVPN接続を許可してください。対象アプリがシステムプロキシを参照しない場合や、より広い範囲の通信を取り込む必要がある場合に限り、ガイドに沿ってTUNを設定します。通信を取り込むクライアントを複数同時に実行すると、プロキシアドレスやルートが競合するおそれがあります。

  3. ログで接続経路を確認

    新しいテストページを開き、「ログ」または「接続」ページで対象ドメインを探します。まず接続がカーネルに届いているかを確認し、続いて照合されたルール、ポリシーグループ、出口を確認してください。対象の接続がログにない場合は、通信の取り込み方式を優先して確認します。記録はあるのに接続できない場合は、出口とDNSを確認してください。テスト後は普段使うログレベルに戻しましょう。トラブル情報を共有する際は、サブスクリプションの認証情報と個人のネットワーク情報を隠してください。

詳しいガイドを見る →

設定前に準備するものは?

クライアントは接続を管理するツールであり、利用可能なサーバーを自動で用意するものではありません。選んだクライアントに対応する設定を準備し、デバイスの日付、ネットワーク、空き容量が正常なことを確認してください。以前のクライアントから移行する場合は、ローカルのプロキシポート、オーバーライドルール、DNS設定を控えておきましょう。同じサブスクリプションURLを使っても、これらのローカル設定が同期されるとは限りません。

Androidでは、画面消灯後にサービスが停止しないよう、バックグラウンド実行とバッテリー管理の設定も確認してください。アプリごとの通信を振り分ける場合は、ルールがアプリ名とドメインのどちらを対象としているか確認してから、除外設定を行います。詳しくはAndroidの設定ガイドをご覧ください。

よくある質問

サブスクリプションを追加しても接続できないのはなぜ?

インポートで行われるのは設定の読み込みです。設定を有効にし、ポリシーグループを選択したうえで、デバイスに合った通信の取り込み方式を有効にする必要があります。まずログに対象の接続が表示されるかを確認し、トラブル対処の手順 →に沿って一つずつ確認してください。

ルールモードとグローバルモードはどう使い分ける?

ルールモードでは、ルール一覧に基づいて接続ごとの経路を決定します。グローバルモードでは、グローバルポリシーですべての接続を処理します。グローバルモードは一時的な比較に使えますが、ルールの順序やグループ名の確認の代わりにはなりません。ルール設定ガイド →

TUNを有効にしたらDNSも変更する必要がある?

TUNとDNSの処理は関連するため、クライアントが案内する組み合わせを確認してください。名前解決に問題がある場合は元の設定を保存し、項目ごとにテストしましょう。DNSアドレスとルーティング設定を一度にすべて変更しないでください。ネットワークのトラブル対処 →

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